いまあなたが転職先選定中なら、今より労働条件のいい会社に転職したいでしょうね。

では、労働条件のいい会社の特徴はどんなでしょう?

労働条件明示書(給与、賞与など)
一般的にいい会社はお客様を大切にしますが、同様に従業員も大切にしたいと考えます。

社員を大切にという理念を持っているので、いい会社は労働条件も社員思いになるのです。

この頁では、まず労働条件とは何かを、そして法定基準の労働条件にも触れます。次は本題、いい会社は従業員を大切にするから労働条件も社員思いになるを見ていきましょう!


なおこのあとの第7頁で、あなたが描いている転職後の希望条件で会社を絞り込みしてみましょう。
⇒ 第7頁 転職の希望条件を優先順位付けして、転職先を絞り込む!


労働条件とは

この章で労働条件とは、次章で法定基準の労働条件を学びます。

でも、本題の「いい会社は従業員を大切にするから労働条件も社員思いになる」を今すぐ見たい方は、コチラからご覧ください。
⇒ 3 いい会社は従業員を大切にして、労働条件も社員思いになる


では気を取り直して、定義からいきましょうね。労働条件とは、労働する上での諸条件に関する基準のこと。

その基準には2種類あります。

法定基準の労働条件…法律で定められた、言わば最低基準の条件
独自基準の労働条件…その会社独自の条件、言わばプラスアルファの条件


法定基準の労働条件

法定基準の労働条件は、よく耳にする労働基準法や最低賃金法に、最低の基準が定められています。

ほかにもあまり知られていませんが、労働安全衛生法や育児・介護休業法などの法律でも制度(基準)が設けられています。

では、労働基準法と最低賃金法に定められている労働条件のうちよく目にする事例をご紹介しましょう。


■年次有給休暇…労働基準法により、入社から6か月を超えると10日付与
 ⇒ Q&A年次有給休暇(厚生労働省)
■労働時間…労働基準法により、働ける最大時間です。1日8時間まで、1週40時間まで
 ⇒ 労働時間・休日(厚生労働省)
■割増賃金…労働基準法により、時間外や休出労働時の賃金割増率。時間外は25%以上、休日は35%以上
 ⇒ 割増賃金(大阪労働局)
■最低賃金…最低賃金法により、地域別最低賃金と特定(産業別)最低賃金による最低賃金額以上の賃金
 ⇒ 地域別最低賃金の全国一覧(厚生労働省)
 ⇒ 特定最低賃金の全国一覧(厚生労働省)


以上は、法律で定められた最低基準の条件ですから、会社としては、その基準以下の労働条件で働かせてはいけません。

でも現実は、年次休暇を与えない会社や25%割増の残業手当を支払わない事例はありますね。そのような会社は要注意です!

それとは逆に、法定基準以上の労働条件の会社もあります。次章から、いい会社の特徴を詳しく見ていきましょう。


いい会社は従業員を大切にして、労働条件も社員思いになる

お待たせしました。本題です。いい会社は従業員を大切にするから労働条件も社員思いになるという事をお話しましょう。

社員思いの社長がほほ笑む
会社の目的・価値観と労働条件は無関係ではありません。つまり、労働条件は会社の目的や価値観から生じます。因果関係があるわけですね。

例えば、こんな価値観(考え方)の会社(経営者)だから、世間相場より高い給料が出せるとかのように。。

または、誰もが感動してしまうほど社員思いの価値観を持つ会社であれば、労働条件も社員思いとなるのが普通です。価値観は素晴らしいけど、条件が貧弱というケースは稀です。

なお価値観が社員思いの会社に入りたい方!見分け方はコチラで確認してください。
⇒ 第4頁 従業員満足度高い企業こそ、社員を幸せにする良い会社!

これで、労働条件は目的や価値観から生じるお話は終わりです。価値観が従業員を大切にする会社なら、労働条件も社員思いになることが分かりましたか。


では、社員思いの労働条件とは具体的にどういう事でしょう?法定基準の労働条件では不十分なのは分かりますが。。

そこで、独自基準の労働条件にする会社が出てくるわです。中でも特に注意してもらいたい労働条件を3つ挙げてみました。

・今後の給料(生涯年収)が高い
・時間外労働条件がいい
・年次有給休暇取得率が高い

これから、労働条件が社員思いでいい会社の特徴を具体的に解説しますね。


今後の給料(生涯年収)が高い

給料が高い会社とは、一般的には年収(または月収)が高い会社のことをいいますね。

給与明細書と給料袋
でも、入社時の年収や月収だけで比較検討しないでください!今後の生涯年収として考えましょう!

◆社員思いのいい会社は…今後の生涯年収が高い

キーワードは、「今後」と「生涯年収が高い」です。

よくある話ですが、入社当時の給料が良いので、条件のいい会社だなぁと思っていたら、、、
30代になって、大幅にスキルアップできたし家族もできた。でも、給料だけは入社時とほとんど変わらないなんてことに気がついた。

就職して何年もたってから気が付いたのでは、もう手遅れですよね!

でもよくある話は、ある意味手遅れではありませんよ!よく考えれば、あなたは転職によって人生設計を見直すことができます。ですから、あなたにとって今はいいチャンスなのかもしれません!

具体的には、転職後の人生設計が狂っては困るので、今後の生涯年収(頑張れば上がるのか、変わりなしか)を面接時や入社前に確認できたらいいですね!

人生設計をグラフにすると分かり易い
まずあなたがやることは、自分の転職後の人生設計を立案してみてください。30代、40代、50代、そして定年までの年収曲線を描いてみましょう。

中でも特に、年収曲線で注目されるのは、40歳代後半~50歳代前半。一番お金がかかる時期ですので、給料もほぼ連動していないと生活が成り立ちませんからね。
⇒ 学歴、会社規模、年齢別の年収を中央値で比較・2017年版

ところが、自分の願望だけで書いた年収曲線では意味がないのです。あなたの頑張りがあってこそ、その年収曲線が現実となるのですよね。

その頑張り方がちょっと難しい。転職前に転職後の年収曲線とキャリアプランをしっかり立案します。転職したら希望する年収曲線に少しでも近づけるため、キャリアアップやスキルアップを図る!転職後はゼッタイ、素晴らしい第2の人生となるよう頑張ってくださいネ!

ただ今は、大企業でさえ定年までいられる保証はありません。終身雇用や年功序列が崩れつつありますからね。だからこそ今後の生涯年収については、スキルアップやキャリアアップすると上がる可能性があるかを確認しましょう。いくら頑張っても変わらない会社はヤメましょうね。

いずれにしても、今後の生涯年収をアップさせる可能性のある会社!を狙いましょう。


時間外の労働条件がいい

時間外労働って気になることが色々ありますよね。残業時間数とか残業手当とか。

法定基準では、法定労働時間は1日8h、1週40h。割増賃金は、時間外労働で25%以上、休日出勤で35%以上支給しないと法律違反です。

まず残業時間について見ていきましょう。

前章で説明したように、1日の法定労働時間は8h。残業は8時間を超えて勤務するわけですから、そのまま残業すれば違法です。

残業続きのタイムカード
違法にならないで残業をさせるためには、労働基準監督署に36(さぶろく)協定届を届出ておく必要があります。
⇒ 36(サブロク)協定とは – 確かめよう労働条件 – 厚生労働省

◆社員思いのいい会社は…36協定届が存在する

また、休日に出勤させる場合においても、36協定届に月当りの回数や時間帯の記載が必要です。

このように、一般的に残業や休出はどの会社でも発生します。時間外労働時間で一番大事なことは、36協定届の有無を確認することですね。

※いわゆる36協定届とは、労使間の協定書で1日や1ヶ月の時間外労働時間数や1ヶ月の休出日数などが記載されています。例えば、1日の上限(8h)を超える時間外労働時間数が4hなどと記載されます。


次に残業手当について見ていきましょう。

残業代はもらって当たり前って思っている方多いでしょう。でもそうでもない会社もまだあるんですよ。

◆社員思いのいい会社は…残業代を正規に支払っている

言うまでもないことですが、サービス残業はアウトです。未払い分は遡って会社が支払いを要求されます。


年次有給休暇取得率が高い

法定基準(最低基準)の労働条件では、入社後6か月を超えると年次有給休暇を10日与えなければなりません。ご存知ですよね。

これからお話するのは、年次有給休暇の有給取得率です。近年とても重要視されています。

日本の取得率はここ数年40%台後半です。どちらかというと、有給を取得しないほうが評価される傾向でした。

ところが、時代は変わってきましたね。

最近では、売上が伸びている会社ほど、ワークライフバランスを意識した働き方を推し進め、有給取得率が高いのですよね。

国としても働き方改革関連法案の成立により、2019年4月から年に5日有給休暇取得が義務化(中小企業は1年遅れ)されます。近年は、それくらい有給取得率は重要視されているのですよね。

休日にテニス等を楽しむ人々
◆社員思いのいい会社は…有給取得率が高い

逆にこんな会社はダメですヨ。年次休暇という制度がない会社。たまにありますからね。


いい会社選ぶならは、目的・価値観の検討が先

最後に大事なお話を...転職するには、まず働く目的や価値観が会社と合っていることが最も大切です。

理由は転職で成功するために最も大切なことが、軸となる目的や価値観が一致していることなんです。

目的や価値観の検討がまだでしたら、第1頁~第5頁までをご覧ください。

⇒ 第1頁 転職で成功する人の特徴は?自分と会社の目的・価値観一致を重視!
⇒ 第2頁 働く意味や目的を考えることが転職活動の第一歩!
⇒ 第3頁 自分の価値観を知る方法!マッチする会社に入りたい方必見!
⇒ 第4頁 従業員満足度高い企業こそ、社員を幸せにする良い会社!
⇒ 第5頁 会社のミッションや価値観の例は?経営理念や経営方針に記載!

自分と会社の目的・価値観が一致して、しかも労働条件のいい会社選びをしてくださいね。